生きる
大事な人が 大事だったこと。 赤く腫れた目震える声 写った人は知ってるよ。
バンプ・オブ・チキンの歌詞より。
長文シリーズ。 この長文シリーズ、読んでくれてる人はよんでくれてるらしく、この前文章書いてくれと依頼があった だから変わらず書こうと思う。
日々悩む毎日で、どうしたら良くなるか考える けど僕の心もボロボロになってることにも気がつく
絶縁してた爺ちゃん婆ちゃん ミヤビにとっては曾祖父さん、曾祖母さんになる
人がいなくなる。そんなこと考える機会が増えるようになった。狭間の患者さんが3人いる。
嫁に言われて会いに行った。
爺ちゃんは顔を赤くして喜んでくれた。 そんなリアクションをしてくれるとは思ってなかった。 僕が初孫だったから 僕が産まれたときの事を喜んで話してくれた。 89になる。 「可愛くてなあ。謙太のことはいつも思い出せる」 泣きそうだったが我慢した。
僕は些細なケンカで何年も会ってなかった。 子供ができて考え方が丸くなり 「ああなんて自分が愚かだったのか。」 と思えた。 ※昔から僕をよく知る人は 「気持ちわりいなあ」と言う それは褒め言葉である。
ラインを覚えたらしく 娘の動画を送る。 すぐ既読がつく。 「保育園には慣れましたか?」 絵文字もない文がとてもエモい。
きっと見せびらかしていると思う。 見せたがりなのは知ってるから(笑)
生きるってのは 何年もしないと良さって分かんねえんだろうな もっと生きて、育てて写真や動画を送ってやりたい
気が付かせてくれた嫁には感謝したい。
闇に落ちている人 いなくなりたいと思ってる人 一人じゃない。 そう思ってんのは案外自分だけかもしれない。 大切な人がいると思う。
いなくなったら悲しむ人がいるよ。 もし本当に一人だったら 俺は友達だよ。
身体は入れ物。 魂はどんどん成長しようとしている 生きてくのは辛い。 けどそれもエッセンスで 何となく生きててもいいと思う。 生きてるだけで何か気がつけるチャンスが広がると思ってる
僕は拙く根性なしのバカヤローです。 けど家族と患者さんと共に成長して
共に生きたいです。