治療の本当の意味
今日嬉しいことがあった。
一人忘れられない患者がいる。 膝痛の患者さん。 膝は簡単に治った。
年は俺より少し上。 数年間引きこもりだった。 働いてない。 仕事でのトラウマがあった。
俺も引きこもりだったから
適応障害とは、ストレスによって、気分の落ち込み、意欲低下、不眠や身体症状が出現している状態で、最もよく見られる疾患の一つです。
医学的には、個人的不幸・心理社会的ストレス因子に対する短期間の不適応反応のことで、ストレス性障害の一つです。通常、ストレスになっている原因が消失すれば、状態は速やかに改善し、新たな適応を得ると考えられます。アメリカの診断基準(DSM-5)では、症状はストレス因子の始まりから3ヶ月以内に出現し、ストレス因子の消失後6ヶ月以内に改善するとされています。また、ストレスの原因が持続する場合には、適応障害も引き続き持続します。
症状の原因となる異常が検査によって認められないにも関わらず、心窩部痛、胃もたれ、早期膨満感(食べ始めても、すぐにお腹いっぱいに感じる)など、腹部の不快症状が慢性的にみられる病気です。
2013年に正式な診断名として認められたため、聞き慣れない病名かもしれませんが、とてもよくある病気です。機能性消化管疾患診療ガイドライン(2014年)の中で、日本人の有病率は、健康診断受診者の約11~17%、腹部の不快症状を感じて病院を受診した方の約45~53%と報告*1されています。
双極性障害は、躁状態とうつ状態をくりかえす病気です。躁状態とうつ状態は両極端な状態です。その極端な状態をいったりきたりするのが双極性障害なのです。
気分の波は、誰にでもあります。幸せな感じがする時もあれば悲しい気分の時もあるのは当たり前です。嫌なことがあった時に落ち込んだり、楽しいことがあった時にウキウキしたりするのは、ごく自然なことで、病気ではありません。でも、周りの人たちが「どうもいつものあの人とは違う」と気づき、「ちょっとおかしいのでは?」と思えるほどその気分が行き過ぎていて、そのために家族や周りの人が困ったり社会的信用を失うほどであったら、それは、双極性障害かもしれません。