自閉症セミナー受けてきた
今日昭和医大の中村先生の自閉症についてのセミナーをうけた。
長文シリーズ
当時横浜精神医療センターにいらした中村先生、石井弦先生から招待を受けてスペシャルカンファレンスによんでもらい、色々学んだ。
昔自分が入っていた病棟と似た病棟を見学させてもらい、当時のオレと重ね合わせる。
僕は様々な病名をつけられてきたが こうして、正常というキャラを作り生きている 外で働くとエラク疲れるので開業している。
そもそもこのスペシャルカンファレンスから関東の先生とお付き合いが始まり、松本キーコ先生と仲良くなった。当時は自閉症仲間として仲良くさせてもらっていた。 いつしか旅行に行くようになり、 今日もセミナー前にキーコさんと会議で話した。
キーコさんはオレの質問に嫌な顔せずいつも答えてくれる。
とりわけうちに来る半分は心療内科の方だ。 僕は医師ではないから所詮 「心療内科に詳しい鍼灸師」 ということになる。 他の鍼灸師と違うのは オレもその類で檻に入れられ苦しんで 何とか社会で生きてるということ。
中学の時は 「オレはもう普通では生きづらいからオレが生きていくにはどうしたらいいか。死にたいけど死ねねえし。」 と入院中考えていた
その時武藤敬司とグレート・ムタみたいに 外面と内面を分けようと考えた。
今日のセミナーでいう、自閉症の生き方のうまい具合に鎧をつける。と言うところ。
引きこもりながら、大人になっては喧嘩で捕まったり、退職やらなんやら繰り返して今がある。
気になると手を洗ったりするのが止まらないし こだわりが止まらないので頑張りすぎないようにしている。
そういう体験は俺にしか話せない。 この前、学習障害で引きこりの方を見ていたが そのための針などしていなくて 毎朝散歩。寂しいというので朝ごはんを松屋で共に食う。を半年したらその方は引きこもりを脱し、B支援で働き出した。
オレは似た者同士会話が楽しかった。 気が合うのである。
今日卒業の方がいた。 家族を呼び注意点と考え方の是正を行う。 こういうのは度々したほうがいいと思った。
家族会。今日のセミナーでいってたことだ。
クスリ飲んだら寝れると云うが その薬の血中濃度が最大になるのは12時間後であるから鍼の効果だと思うよ。とか。
僕は医師にリスペクトがある。 けど医師は忙しいし。できないこと。できなくなったことがある。
それを僕が出来る範囲でやりたい。
人にやさしく。 したい。
僕は先生を演じてる 一度終われば
ネクラのポンコツウジウジ野郎である。
トラウマとフラッシュバックと感覚過敏は クスリでは効果が薄いから鍼灸師がそこにアプローチできたらデカいと今日いうてた。
トラウマは気にしないようにはなる。 うちの患者もそう。 感覚過敏は今戦っている。
フラッシュバックはオレも時折ここでもあげるがおこる。鮮明に。 けどオレはそれを苦痛とは思わない
昔イジメラレていた。が ボクシングの内藤選手の動画を見て 虐められてた時のネックのやつにあって話した という内容で 数年前会いに行き話したときからフラッシュバックが起こっても 「かれはそんな気はなかった。し。今は互いにちゃんと生きている」と思えば
何ともなくなった。
針とかではないと思う。 行動できる下地を作る。
悩みと向き合える下地を治療を通して伝えて 心と心で話す。 ナルトと我愛羅みたいに。
それが我々の仕事であると思う
研究が絡むとプロット、料理で言うとルセットがある。だから良くない
僕は閃きと自由に打てる。
そこが強み。
今日思ったのは 家族会を定期的にいれること。 そこにうちのオカンとかいれてもいい。
彼女は最初は僕を殴ってたりしてたけど 途中から僕の人生における最大の理解者に変貌した。 家族を崩壊させた張本人であるオレを守って、愛してくれた。 そういう話はいいんではないか。
ウチの院は広告とかアマリしない けど難治、心療内科の方が定期的に来る
だから僕も頑張る
来る人は大切
だけど考えすぎて
「院長病んで動けないので休診」 も年に2回くらいある。
ごめん。許して。
今日も良い一日だった。 家族に感謝、患者さんに感謝
明日も生きるぞ! 今を生きたほうが楽だよ。